ハイランダークエストシャーマンについて ~各マッチアップ別ガイド~
この記事では自身で調整、使用し2019年9月の探検同盟環境にてレジェンドに到達したハイランダークエストシャーマンについて各マッチアップ別のガイド的なものを書かせていただきたいと思います。使用する際の参考になれば幸いです。
また、前記事にて本デッキについて簡単な説明を書かせていただいてますので、よければそちらもご一読いただければ幸いです。
使用したデッキリスト(rank2→レジェンド)
※ハイランダーデッキのため1枚に抑えきれず2枚に分割となってます。
デッキコードは下になります。AAECAaoIHpwCnwP1BN4F/gWe8AKm8ALv8QKn9wLv9wLi+AKXgAOLhQPXiQOtkQO0kQOKlAO5mQO9mQPFmQPGmQPanQOloQP8owO7pQPPpQP5pQOEpwOQpwPhqAMAAA==
各ヒーローに対する対戦プラン
環境でよく見かけるヒーロー別に意識したい対戦プランや体感の有利・不利などを書いていきたいと思います。対戦ログも貼っておきますので何かの参考になれば幸いです。
マリガンについては前述の記事に記載していますので参考にしてください。
特定のヒーロー、デッキについてのみ見たい場合はCtrl+Fキーを押していただけるとスムーズに目的の項目を見れるかと思います。
対ドルイド
シェフノミ採用型のクエストドルイドを想定したプレイングを行います。
上記の型のクエストドルイド相手ならばかなりの有利がつくマッチアップだと思います。逆にマリゴスドルイドやOTKドルイドはデッキ構成上、かなりの不利がつき環境に少ないため想定しません。
もし相手がシェフノミ型のクエストドルイドならこのマッチアップで勝ち星を稼いでいきたいところです。
もし環境にマリゴスドルイドが増えたならジヒィやヤジロボを採用するか割り切ることをお勧めします。
ゲームプラン
このマッチアップでのゲームプランは2種類あります。
1つは盤面を取り合ってゼフリスなどからのバーストダメージを狙う。
もう1つは相手の展開を全て捌き切ることです。
1つ目のバーストを狙うプランは相手が星の雨やなぎ払いなどの除去札を引けなければ狙うことも可能ですが、基本的には厳しいプランだと思います。
そのため、もう1つの相手の展開を全て捌き切るプランを前提としてゲームを進行することをオススメします。
合計4回のシェフノミ展開を捌かなければならないため、厳しいプランなのではと思われるかもしれませんが、要は4回全体除去(地震やゼフリスからの捻じれし冥界)を打てるように準備すれば良いのです。
準備の途中で相手もオアシス・サージャーやセナリウスでプレッシャーをかけてきますが、展開してくるミニオンや回数は決まっており、それさえ凌げば脅威はありません。
できればミニオンのトレードのみで凌ぎ切りたいところですが、厳しいようならデッキに採用している全体除去呪文を全て使ってしまっても構いません。
ただしゼフリスだけは回収できないならば使わないでください。
相手のシェフノミ×4回を捌くことが一気に厳しくなります。
終盤の全体除去を用意するためにドロー効果を持ったミニオン達を使用してデッキを引いていきましょう。
また合間にハガサやヴァンペラの悪党、悪の手先から地震などの全体除去を狙いましょう。
もしハガサで地震を引けたならシャダウォックでも地震効果が発動するので2回分の全体除去を確保できたことになります。
ゼフリスの使用方法:終盤まで温存して銀行家やリンチェンで増殖させてハンドに抱えておく
ゼフリスの発見候補:乱闘 捻じれし冥界などの全体除去
悪意の銀行家ループ:基本的に不要。
参考リプレイ
https://hsreplay.net/replay/QRM2AdYeKFjrrdSzcZWCzG
https://hsreplay.net/replay/vQB7FHkGgkKHhrUgk2dCsi
対ハンター
クエストハンターも環境に一定数いるようですが、ほとんどマッチングしなかったため対ハイランダーハンターについてのみ記載します。
対ハイランダーハンター、クエストハンターともに若干不利です。
理由としてテンポよく大型ミニオンを並べられると対応しづらいこと、ネズミ罠を筆頭に各種秘策ケアが難しい場合があることが理由です。それでも無理なマッチアップではないので、諦めず頑張りましょう。
ゲームプラン
まずはロングゲームにすることを目指してください。
デッキに採用している全体除去や回復札を適宜使用していけば決して難しくないはずです。
7Tのブランをどのように対応するかが鍵で、キング・クラッシュにフェイスを2回殴られるようならかなり厳しいです。ミニオントレード+全体除去か呪術で対応したいです。
また、シアマトにも要注意です。 盤面の除去に使ってきてくれれば儲けものですが、多くは聖なる盾+疾風で大ダメージを狙ってきます。全体除去に巻き込めるなら巻き込みたいですが、厳しいようなら呪術をここで切ってください。
無事、ロングゲームに持ち込めたら相手からの攻め札は限られているので各種回復札で延命を図りつつ、少しずつ相手の攻めを受けつぶしていきましょう。
相手がゼフリスやブランを温存し続けているようなら、相手のデッキ切れを待ちましょう。
こちらは悪意の銀行家をうまく使いまわしていけば相手よりデッキが先に切れることはないはずです。
ゼフリスの使用方法:可能な限り使い回す。
ゼフリスの発見候補:ファッティ用の単体除去 余裕があれば照明弾 回復札
悪意の銀行家ループ:相手より自分のほうがデッキが先に切れるケースがあるため、視野に入れておく。
参考リプレイ
対メイジ
ラダー中、ほとんどマッチングしなかったため割愛
対パラディン
マリガンはマーロックパラディンを想定します。
ホーリーラスパラディンはコンボ成立までにターン的猶予があるため、マリガンでは想定しなくて良いです。
マーロックパラディンはマリガンの結果次第で有利から不利まで広く変動します。
噛み合えば勝ちですが噛み合わなければ負けです。ある程度は割り切りましょう。
相手も血の渇きなどを警戒してか変なタイミングでタイムを使ってくることが多かったので勝率上は勝ち越していますが、最善を尽くされた場合は聖なる怒りに合わせてオメガ・マインド+ライスト+ハガサの計略で全回復+盤面リセットを狙いつつ相手の+5点を阻止する必要があるため受けきるには要求値が高いように思います。
ゲームプラン
対マーロックパラディンの場合、大きく分けて3回の展開を防がなければなりません。
(鮮鯛×2回とシェフノミ×1回)
砂嵐のエレメンタルや精神支配技師などを上手く使用して凌ぎ切ってください。
鮮鯛は砂嵐のエレメンタルが全体除去呪文の代用として活用できることが多々あります。
呪文の発見は全体除去か野獣の精霊やカエルの雨を狙いましょう。
対ホーリーラスパラディンの場合は、聖なる怒りの返しにオメガ・マインド+全体除去で全回復を狙うか血の渇きなどでバーストを決める必要があります。
ゼフリスの使用方法:使いまわすことは狙いすぎない程度に狙う
ゼフリスの発見候補:マーロックパラディンなら中・終盤に全体除去か序盤にカニ
ホーリーラスパラディンならバースト札を狙う
悪意の銀行家ループ:不要
参考リプレイ
参考になりそうなリプレイが見当たらなかったので、記録できれば追記します。
対プリースト
コンボプリースト、クエストプリーストを想定します。
勝率上はどちらのデッキが相手でもかなり有利となっています。
特に対クエストプリーストはプレイングで勝率が変わると思います。
以下のゲームプランが参考になれば幸いです。
ゲームプラン
共通事項として丹念に相手のミニオンを除去していって相手の息切れを狙って下さい。
下手なダメージレースを挑んでも無意味なことが多いです。
相手のミニオンはヘルスが高いミニオンが多く採用されているため、不利トレードを強いられることが多いですが、全体除去なども併用しながら除去し続けましょう。
vsコンボプリースト
マリガンで2コストと呪術、ハガサの計略を全力で探してください。
ゼフリスは呪術や大いなる解呪を探したいですが、ノースシャイアやアメトのために単体除去として使っても大丈夫です。
ノースシャイアの大量ドローからのリソース確保やアメトによるヘルスアップが厳しいので最優先で除去していきましょう。
ゼフリスの使用方法:使い回せればラッキーくらいで、軽い単体除去として使ってOKです
ゼフリスの発見候補:呪術 動物変身 大地の衝撃 ライトニングボルト
悪意の銀行家ループ:不要
参考リプレイ
vsクエストプリースト
相手がクエストを達成するまで絶対に相手のライフを削ってはいけません。
相手のクエストの達成が早まる分、自分の首が絞まるだけです。
削っていいのは相手がクエスト達成した後かゼフリスや血の渇きなどでバーストできるときです。(例外としてハンド調整のためのライフドリンカー)
ヴァンペラの悪党や手先、ハガサから呪術とマーロックの災厄を最優先で探してください。ゼフリスが自分のハンドにないならドロバッシャーなどもここに使っていいです。
このマッチアップはお互いにファティーグ戦まで行くことが多いので悪意の銀行家はリンチェンで増やしたいです。増やせない場合はゼフリスでバーストを狙ってください。
呪術やマーロックの災厄の優先順位として、ムエルテ≧石頭>ヴァルゴス>その他 です。
先に呪術やマーロックの災厄で相手のミニオンを変化させられているなら石頭を最優先で良いです。
相手のミニオンを変化させて復活のバリューを下げつつ、盤面に出てきたミニオンを1体ずつ確実に仕留めていきましょう。
ゼフリスの使用方法:使い回すなら呪術や動物変身、使い回せないなら盤面クリアに
ゼフリスの発見候補:呪術 動物変身 乱闘 捻じれし冥界
悪意の銀行家ループ:ロングゲームに持ち込めたなら狙う必要あり
参考リプレイ
対ローグ
10月に入ってクエストローグやハイランダーローグも流行り始めたようです
対ローグは厳しい試合が多いためマッチング数が多いようならウーズやジリアックスを採用しましょう。
ゲームプラン
盤面に並んだミニオンをとにかく除去していって自分のライフを1点でも多く守りましょう。
7.8ターン目頃には回復するタイミングを計り始めましょう。早ければ早いほど安全になります。
腹裂きや影隠れ+リロイでバーストされるのが主な負け筋です。
相手のハンドの枚数からの最大打点を常に計算して可能なら発見した呪文などで挑発を立てましょう。含み笑う発明家で蓋をできれば勝利は間近です。
ゼフリスの使用方法:単発でOK、使い回しは狙いすぎない。
ゼフリスの発見候補:回復 全体除去 軽い単体除去
悪意の銀行家ループ:一切不要
参考リプレイ
注 小ずるい足噛み魔→ウーズに変更しています。
対シャーマン
クエストシャーマンかマーロックシャーマンです。
クエストシャーマンよりはマーロックシャーマンのほうが勝ちやすいですが、要求ハンドを考えると同じ程度の勝率になるかと思います。
クエストシャーマンなら不利、マーロックシャーマンなら若干の有利です。
ゲームプラン
vsクエストシャーマン
相手から飛んでくる打点全てからライフを守り抜く試合になります。
終盤まではクエストカウントを進めつつ、相手のミニオンを処理していきましょう。
序盤に注意するべきは悪党同盟のトーテムです。
このカードで2枚以上、悪の手先を補充されるとより早くにクエストを達成されてしまい、かつリソースを渡してしまうので中盤以降の不利に直結します。
こちらの悪の手先やライストなどで処理したいところですが、どうしても他で対応できなければゼフリスはここで使ってしまいましょう。
中盤以降は元チャンピオンや魔古の肉細工師+進化に備えましょう。
シアマトや地震、ハガサの計略はここで切ってしまっても構いません。
とはいえできれば地震は終盤のシャダウォック用に備えておきたいところです。
盤面0からの相手の最大打点は20点ですが、これは割り切りましょう。
そこまでライフに余裕を持ったゲームにすることは中々難しいです。
ゼフリスの使用方法:序盤の悪党同盟トーテムの除去用か全体除去
ゼフリスの発見候補:死角からの一刺し 捻じれし冥界 ブリザード
悪意の銀行家ループ:基本的には不要
参考リプレイ
vsマーロックシャーマン
アングラ・アングラーを如何に除去するかでほぼゲームが決まります。
2Tにポンとおかれて2.3枚のマーロックを補充される程度なら何とかなりますが、コールドライトの預言者などでヘルスを上げられると除去の方法が限られてしまい厳しいです。可能な限り除去の方法は確保しておきましょう。
また、相手の盤面にマーロックを並べられすぎないように注意しましょう。
相手の盤面にマーロックばかり並ぶとコールドライトの預言者やマーロックの戦隊長などのバフがより一層、厳しくなってしまいます。
相手のリソース確保手段は限られているので、毎ターン相手のマーロックを除去し続ければ相手の息切れは早いでしょう。
除去しづらいマーロックを除去するためにゼフリスは飢えたカニに使ってもいいです。
相手のマーロックを1体除去して3/4が出てくるのは強力で、雄叫び効果と合わせて1:3交換を狙えます。
ゼフリスの使用方法:単発でOK、使い回しは狙いすぎない。
ゼフリスの発見候補:全体除去かカニ
悪意の銀行家ループ:不要
参考リプレイ
対ウォーロック
マリガンはZOOを想定します。
メックトゥーンウォーロックはデッキ構成上、不利なマッチアップです。
勝ち筋としてはこちらからプレッシャーをかけ続けてゼフリスでバーストを狙うかハガサから呪術+祖霊の導きorビッグ・バッド・ヴードゥーを狙ってください。
ゲームプラン
相手がZOOなら全体除去がかなり有効な有利マッチアップです。
こちらのミニオンはひたすらトレードに回して全体除去を打つタイミングを計りましょう。
2発も全体除去を打てればほぼ勝ちです。あとは相手の息が切れるまで除去を続けて安全に勝ち切りましょう。
相手側からのバーストは限られているので安全圏のライフを常に計算して、良いタイミングで自分のライフを回復しましょう。
相手にされて厳しい動きは最速テカーンとハゲタカからの自傷シナジームーブです。
どちらも返しきるためにはハガサの計略か地震がほぼ必須です。
こちらが後手ならコインを6ターン目に7コストを用意するためにキープし続けるのも一つの手です。
ゼフリスの使用方法:基本的には単発でOK、使い回しは余裕があれば狙う
ゼフリスの発見候補:悪魔の契約か全体除去
悪意の銀行家ループ:不要
参考リプレイ
https://hsreplay.net/replay/PzgWk7WNSBXFCCuhBDNWJ3
https://hsreplay.net/replay/QTaQQAEnombv6Rbczjwdfm
https://hsreplay.net/replay/3QfnQmWGJsuqH8jkZ5TR4G
対ウォリアー
アグロウォリアー(ハイランダー含む)かコントロールウォリアーです。
アグロウォリアーなら不利、コントロールウォリアなら若干の有利です。
ローグでも記載しましたが、アグロウォリアーが増えているようならウーズやジリアックスを搭載してください。
ゲームプラン
vsアグロウォリアー
超電磁警戒でメカミニオンを優先的に除去しつつ泡を吹く狂戦士に備えましょう。
相手は自傷ギミックや超電磁ギミックで縦に伸ばしてくることが多いです。
ゼフリスは全体除去か沈黙、止めの一撃を狙いましょう。
全体除去は相手のミニオンを3体も除去できれば十分です。
序盤から暴走でミニオンを強化されて血盟の傭兵で増やされるか、泡を吹く狂戦士のアタックを伸ばされ続けるのが主な負け筋ですが、こちら側からケアする手段が限られているので、割り切りましょう。
ゼフリスの使用方法:単発でOK、使い回しは狙わなくて良い
ゼフリスの発見候補:全体除去か沈黙、止めの一撃
悪意の銀行家ループ:不要
参考リプレイ
vsコントロールウォリアー
こちらのデッキのギミックの一つ、悪意の銀行家によるループが最も輝くマッチアップです。
また、コントロールウォリアー側が攻めてくる稀有なマッチアップです。
攻めてくるタイミングとして、こちらの銀行家を見た途端に苛烈に攻めてくることが多いです。
全体除去や回復でいなしつつゼフリスやハガサなどを悪意の銀行家で使いまわしましょう。
相手からの攻めで厄介なのはアルマゲジロでバフされた挑発ミニオンの連打とメカミニオンの超電磁ギミックです。
元々、除去札が豊富なデッキなのでミニオントレードはあまり期待せず呪文やシアマトの力に頼りましょう。
装甲はいくら積まれても構いません。こちらは悪意の銀行家のお陰でファティーグを顧みずに戦い続けることができます。
とにかく延命し続けてコントロールウォリアーを逆にコントロールしてやりましょう。
ゼフリスの使用方法:できる限り悪意の銀行家で使い回す
ゼフリスの発見候補:全体除去 大型ミニオン 沈黙
悪意の銀行家ループ:必須
参考リプレイ