ハースストーンの庭

ハースストーンについて気ままに書き連ねるブログを予定しております

性悪ドルイドについて ~各マッチアップ別ガイド~

混沌としたこの環境はあと何日続くのか・・・

ブログを書くのって大変なんだと身をもって実感中のgardenです。

この記事では自身で調整、使用しs49環境にてレジェンドに到達した性悪ドルイドについて各マッチアップ別のガイド的なものを書かせていただきたいと思います。
また、前の記事にて本デッキについて簡単な説明を書かせていただいてますので、よければそちらもご一読いただければ幸いです。

 

garden-hs.hatenablog.com
使用したデッキリスト

キャプチャ

 

各ヒーローに対するマリガンや対戦プラン

環境でよく見かけるヒーロー別にマリガンでキープしたいカードや意識した対戦プラン、体感の有利・不利などを書いていきたいと思います。

 

特定のヒーロー、デッキについてのみ見たい場合はCtrl+Fキーを押していただけるとスムーズに目的の項目を見れるかと思います。

また、勝ち筋の項目にて〇〇プランという書き方をしております。

意味については語感で感じていただければ幸いですが、どうにもわからない場合には前記事にて簡単な説明をしておりますのでご参照ください。

ドルイド

基本的には挑発ドルイドか性悪ドルイドだと思ってマリガンします。

ビッグドルイドやクエスドルイド、アグロ挑発ドルイドなどでのレジェンド達成報告も見かけましたが、基本的にはいないものとして考えていいと思います。

 

マリガン

欲しいカード:ケレセス侯爵 欲張りスプライト 性悪な召喚師 

 

ファイアフライなども返してしまって大丈夫なマッチアップだと思います。

どのドルイドが相手でも基本的には、より強い動きをしたもん勝ちだと思いましょう。

 

vs挑発ドルイド 微有利 

勝ち筋:ビートダウンプランorバーストプラン

負け筋:ハドロノックスによる盤面の展開に対応しきれなかった場合

如何に相手の挑発ミニオンを捌いて顔を詰めるか というマッチアップになります。

基本的に性悪な召喚師を出した返しに自然への回帰が飛んでくる前提で動きましょう。

また、自然への回帰は打たれたではなく打たせたと思ったほうが良いと思います。

自然への回帰を2枚打たせることができればハドロノックス+自然への回帰での再展開はありませんので、立ち回りがかなり楽になります。

全体除去は始祖ドレイクによる全体2点かなぎ払いくらいしかありませんので、その2種類で盤面を綺麗にされないように気を付けましょう。

このマッチアップでは菌術師やセナリウスによるバフが輝きます。*1

またハドロノックスを用いた再展開には精神支配技師がぶっ刺さります。

魔女の刻+キューブによる再展開をされると辛いですが、まずはキューブからハドロノックスが出てこないように心がけたプレイングをしましょう。

 

vs性悪ドルイド 相手の構築やプレイング次第

勝ち筋:ビートダウンプランorバーストプランorリソースプラン

負け筋:         〃

ミラーマッチ(?)です。

Twitterなどで見かける性悪ドルイドのコピーデッキを想定しましょう。

プレイングや運が最も発揮されるマッチアップとなります。

このマッチアップではどちらが先に性悪な召喚師からより強力なミニオンを召喚し、盤面を取れるかというのが勝敗の大部分を占めます。

相手の性悪な召喚師への返しとしてグレイシャル・シャードや俊足な使者を上手に使いましょう。

また、精神支配技師はほぼ確実に2枚採用されています。

性悪な召喚師で召喚したミニオンやバフをかけたミニオンを精神支配技師で奪われないようにケアすることを心掛けましょう。

どうしてもケアしきれない場合は神に祈りましょう。性悪な召喚師なども含めて信仰心も試されるマッチアップです。

お互いに呪文が究極の浸食しかないため、ミニオントレードで盤面を取り合うことになります。相手の次の動きを常に想定して適切なミニオントレードを行うことが重要です。

パラディン

奇数パラディン、偶数パラディン、マーロックパラディンのいずれかが想定されます。

どのデッキ相手でも決して有利ではありませんので貪欲なマリガンを心掛けましょう。

 

マリガン

欲しいカード:1コスミニオン ケレセス タールクリーパー 精神支配技師 

 

とにかく相手の動きについていける軽いハンドを意識しましょう。

性悪な召喚師は基本的に返してしまいましょう。

例外としては後攻で欲張りスプライトと1コスミニオンが引けている場合はキープしてもいいと思います。

 

vs奇数パラディン 微不利~五分

勝ち筋:耐久プラン+リソースプラン

負け筋:バフによるバースト負けor盤面のリソース負け

新兵パラディンとも呼べるトークン主体のデッキです。

ひたすら横に並べられますが、個々のスタッツは低いため有利トレードや挑発ミニオンを駆使して凌ぎリソース勝ちを狙いましょう。

警戒するべきはレベルアップと神聖なる恩寵の2種類です。

レベルアップへの対抗策として優先的に新兵を倒していくことも大事ですが、あえてレベルアップさせて精神支配技師で奪うのも有効です。

レベルアップから盤面を制圧されると勝ち目はありませんので、とにかく警戒し続けなければいけない呪文です。

また神聖なる恩寵も念頭に置いておきましょう。

折角、リソース勝ちを狙える場になっても神聖なる恩寵で手札を大量に補充されては勝ちが遠のき、場合によってはそのまま捲られます。

可能なら究極の浸食を打つことを1.2ターン我慢し、神聖なる恩寵の返しに打つことを狙いましょう。

どうしても、こちらのリソースが足りないという場合を除けば、相手のミニオンのスタッツは低いため、毎ターンのドローとヒーローパワーのみでも盤面は保てるはずです。

1.2ターンも我慢すれば先に相手が痺れを切らして2.3ドローのために神聖なる恩寵を打ってきてくれるはずなので、それに合わせてこちらもリソースを稼ぎなおしましょう。

 

vs偶数パラディン 不利~微不利

勝ち筋:耐久プラン+リソースプラン

負け筋:盤面のリソース負け 

最近になって偶数パラディンとしかマッチングしなくなりました。

パラディンの強いカードをとにかく集めて、更に偶数化することで展開力も保っているという悪夢のようなデッキです。

基本的に不利なマッチアップだと思いましょう。

動員による展開や、バフ呪文・太陽の番人タリムによる盤面強化、平等による盤面リセットなど警戒しなければならない動きがとにかく多いマッチアップです。

 

しかし、偶数パラディンはドローソースが少なく、カワキタニの看守も新兵を加えるだけなので盤面とリソースを意識してトレードを続けていれば以外とリソース勝ちを狙うことは狙うことができます。

精神支配技師は動員の返しとして手札にキープしておきましょう。素出しして勝てるようなマッチアップでは恐らくありません。

木立の番人はこのマッチアップのために採用したといっても過言ではない沈黙兼除去ミニオンです。

2点で除去するかバフをかけたミニオンを沈黙するか、使い方次第で戦況が大きく傾くカードです。

 

vsマーロックパラディン 不利~微不利

勝ち筋:耐久プラン+リソースプラン

負け筋:マーロックへのバフによるバースト負け

とにかくマーロックを除去していきましょう。

マーロックの戦隊長やマーロックの預言者、温厚なメガサウルスで複数のマーロックを強化されては、とても処理しきれません。

木立の番人や精神支配技師、俊足な使者を使って盤面のマーロックを処理し続けてください。

とにかく盤面を取り続けて自分のライフを守り、性悪な召喚師などの大型ミニオンへと繋げましょう。

このデッキタイプはヒーローパワー強化による恩恵はないものの、マーロックシナジーパラディン固有の強力なカードを搭載した性悪ドルイドにとってかなり凶悪なデッキタイプとなってます。どうせパラディンは全部きつい

もし環境にマーロックパラディンを多く見かけるようなら、1マナの餓えたカニを採用しましょう。*2

奇数パラディンほど手札の消耗が激しいデッキではないですが、神聖なる恩寵は採用されていますので必ず念頭に入れておいてください。

ウォーロック

キューブロックかコントロールウォーロックを想定しましょう。

ZOOロックは現環境ではあまり見ないため切っていいと思います。
とはいえ採用カードや警戒すべきカードは似通っているためマリガンは変わりません。

 

マリガン

欲しいカード:ケレセス侯爵 欲張りスプライト 性悪な召喚師

初手が良いようなら:グレイシャル・シャード 暴食ウーズ 

 

相手の動き出しは決して早くありませんので、こちらはマリガンで理想の動きを求めにいきましょう。

初手がいいようならグレイシャル・シャードと暴食ウーズを探しに行きましょう。

グレイシャル・シャードは相手の山の巨人やドゥームガードの動きを止めることで処理する猶予をくれます。

暴食ウーズはマナアリの髑髏から始まるインチキ展開を防いでくれます。

どちらもあると有利になりますので、相手の動きだしまでに引き込めると楽な試合展開をもたらしてくれます。

精神支配技師はヴォイドロードが絡まない限り、効果を発揮する機会はありませんので躊躇なく返しましょう。

 

vsキューブロック 微不利

勝ち筋:ビートダウンプランorバーストプラン

負け筋:巨人ビートorキューブかDKによる大量展開 

前環境からほとんど弱体化されないまま現環境でもトップクラスの強さを誇るtier1デッキです。

また後述となりますがコントロールウォーロックと採用されるカードが被っていることから序盤での見極めがかなり困難になると思われます。

見極め方としても、巨人やマナアリの髑髏、キューブが採用されているコントロールデッキウォーロックともかなりマッチングしたため、ドゥームガードが見えるまでコントロールウォーロックなのかキューブロックなのか判別に困ることが多々ありました。

どちらのデッキタイプにせよ、まずは山の巨人を増やされる展開を避けましょう。

増やされ方としては無貌の操り手による複製か、キューブ+暗黒の契約による展開かのどちらかになるのですが、山の巨人を出した次のターンには増やすことができるため出されたターンに何らかの処置が必要となります。

ここでグレイシャル・シャードを山の巨人へ使用することで、有利トレードされた後にキューブから増やされる展開を避けることができ、無貌の操り手で複製されても複製された巨人はフリーズ状態のままとなるため、山の巨人によるゲーム崩壊ルートを防ぐことができます。

次に警戒すべきは憑りつかれた従者orマナアリの髑髏によるインチキ踏み倒し展開です。

沈黙が引けているなら憑りつかれた従者を沈黙してしまいましょう。

後のヴォイドロードやキューブを沈黙するためにキープしたくなるかもしれませんが、まずは相手の踏み倒し展開を防ぐことのほうが大事です。

とにかく相手の強い動きは封じつつ、こちらの性悪な召喚師を先に展開させましょう。

マナアリの髑髏はウーズを引けているか次第ですので割愛します。

また、究極の浸食があるとはいえ相手の冒涜や地獄の炎1枚でこちらの盤面を空にされないように常に気を付けて盤面を展開し続けてください。

 

vsコントロールロック 微有利~有利

勝ち筋:ビートダウンプランorバーストプラン

負け筋:こちらのリソース負けor全体除去+ヴォイドロード

キューブロックとはあまりマッチングしたくはありませんが、巨人もドゥームガードも採用されていないコントロールウォーロックとなら何度マッチングしても構わないと思っています。

というのもコントロールウォーロック側からこちらへプレッシャーをかける手段がキューブロックやアグロデッキと比べてかなり弱く、全体除去かヴォイドロードの大量展開以外に気をつけることがないからです。

第一使徒リンからのデッキデスは基本的に気にしなくて構いません。

最速で封印を手札へ加えられたとしても、こちらがミニオンを展開し続けている限りは相手は自分のライフを守ることに専念しなければならず、封印を使う暇が生まれないからです。

除去札も限られているため、コントロールウォーロックと判断した時点で沈黙は手札にキープし続けましょう。

相手がヴォイドロードを出してきたターンに沈黙を使い、一気に相手のライフを詰めれば勝利は目前となります。((相手がヴォイドロードをDKで復活されるためには何らかの方法で自分でヴォイドロードを破壊せねばならず猶予が生まれる。(ドルイドのハドロノックスを自壊させるようなもの)))

対メイジ

コントロールメイジか秘策テンポメイジが想定されます。

両極端なデッキタイプですが2ターン目にはデッキが判明するため見分け方は簡単です。

 

マリガン

欲しいカード:1コスミニオン ケレセス タールクリーパー 

初手がいいなら:性悪な召喚師 DKマルフュリオン

 

まずは動き出しの早い秘策テンポメイジを意識したマリガンを行いましょう。

ボードの取り合いができそうなら性悪な召喚師、DKマルフュリオンを探しに行くと勝ちやすくなります。

初手がよくても秘策テンポメイジを意識するなら、欲張りスプライトは返してしまいましょう。

爆発のルーンで除去されると一気に辛くなりますし、仮に後攻だとしてもコインを使ってまで2ターン目に出したいミニオンではありません。

 

vs秘策テンポメイジ 互角~微有利

勝ち筋:ビートダウンプラン+バーストプランor耐久プラン

負け筋:バーストプランorビートダウンプラン

 

前環境よりリストが大きく変わったデッキではないでしょうか。

相も変わらず、早い・安い・強い と、何処のファストフード店かと聞きたくなるデッキです。

このマッチアップにおいて意識すべきはミニオンによる被ダメージを如何に早く少なく抑えるかということです。

ヒロパを打ってくれれば儲けものとヘルス1のミニオンでも気楽に出してしまいましょう。

相手のデッキ構成上、ミニオンの数が少ないため6,7ターン目には盤面は完全に制圧できると思います。

盤面を制圧した後は、どちらが先にライフを詰めるかという勝負になります。

魔力の矢などのランダムダメージが自分のライフへ飛ばないよう祈りつつ、早々にライフを詰め切ってしまいましょう。

また相手の呪文相殺のせいで究極の浸食はコインを絡めない限り決して打つことはできません。

究極の浸食でリソースやライフを稼ぐというのはほぼ不可能なのでその分、DKマルフュリオンが重要なマッチアップとなります。

ライフレースに不安が残る場合、ヒロパで自分のライフを疑似的に回復できるというのは覚えておくといいかと思います。

たかが1点の疑似回復ですが、されど1点です。

1点のライフで勝ち負けが決まることもあるので、とにかく自分のライフには注意を払い続けましょう。

 

vsコントロールメイジ 微不利

勝ち筋:ビートダウンプラン+リソースプラン

負け筋:リソース負け

 

アイスブロックがスタン落ちしたにも関わらず、前環境以上に辛く感じる不利なマッチアップです。

性悪な召喚師へと繋げても、強力な単体除去やブリザードのせいで思うようにライフを詰めることはできないでしょう。

性悪な召喚師を出す際には他のマッチアップ以上にティランタスが出ることを祈りましょう。

豊富な全体除去で常に盤面を解体され続けますが、できる限り1枚だけで盤面を解決されるような場にしないよう心がけることが大事です。

メテオケアのためミニオンの置き場所も常に考えましょう。

沈黙は終末預言者のために手札にキープしておきたいところです。

精神支配技師は刺さるマッチアップではありませんので気楽に3マナのバニラとして出してしまいましょう。

DKジェイナへと変身されても悲観することはありません。

ウォーターエレメンタルは俊足な使者で1:1交換することができることは頭に入れておきましょう。

アイスブロックがスタン落ちしたため、セナリウスやリロイ・ジェンキンスなどを絡めることで勝利できることが多くあります。

また、コントロールメイジはデッキ性質上ドローする手段が限られており、ワタリガラスの使い魔も究極の浸食がデッキに存在する限り、ただの2マナ2/2のバニラと変わりません。

そのため相手の手札の除去カードを予測しつつ究極の浸食を絡めて、リソース勝負へと持ち込めば相手が根を上げることも多くあります。

対ローグ

奇数テンポローグかクエストローグが想定されます。

テス入りのテンポローグとか1度も当たらなかった

 

*1:バフを絡めた有利トレードやヘルスバフによる全体除去のケアが可能

*2:餓えたカニも1マナミニオンとして他のマッチアップで出す場面は多くあり、手札で腐り続けるカードでは決してありません。

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性悪ドルイドについて ~簡単なガイド編~

HearthStone新拡張 妖の森ウィッチウッド 皆さん楽しんでいますか!?


環境初期の混沌としか言いようがないメタ環境が大好きなgardenです。

この記事では4月17日(s49環境)に自分がレジェンドに到達した性悪ドルイドというデッキについて簡単な説明と解説を書かせていただきます。
レジェンド到達


 デッキ紹介

使用したデッキは性悪ドルイドです。(rank5→レジェンド)
キャプチャ

デッキコードは下になります。

AAECAZICBiSvBNPFApnTApziAtDnAgzZBN4Fl8EC68ICysMCm8sCh84C0eEC+eYC1+sCkO8C8vECAA==

 デッキ説明

性悪の召喚師という6マナのミニオンと究極の浸食という10マナの呪文が軸のデッキです。
この2種類のカードとマナ加速するミニオンを搭載すれば、あとは全て自由枠という使用者の好みが反映されやすいデッキタイプで、前環境から愛用していました。
新拡張が来て数日が経ちましたが、この性悪ドルイドも様々なリストでレジェンド報告を目にするようになりました。

私が使用したのは環境デッキに対するメタカードを多く搭載した性悪ドルイドとなってます。

 このデッキを使用した理由

前環境より愛用しており、このデッキタイプを使い慣れているからというのも理由の一つですが
・環境に合わせてデッキリストをカスタムでき、環境デッキに対して強いデッキを作りやすい
・マナ加速からの性悪な召喚師という動きがそのまま勝ちに繋がるパワーのあるデッキである
・対戦相手に合わせた勝ち筋を作りやすい
(後述)
というのが大きな理由です。

 このデッキでの勝ち筋

このデッキでの勝ち筋は大きく分けて4つあります

1.性悪な召喚師により早期に強力な盤面を構築し、そのまま相手のライフを削り切る(ビートダウンプラン)
2.挑発ミニオンやDKドルイド、究極の浸食を使いライフを守り相手の攻めが切れるまで受け潰す(耐久プラン)
3.テックカードや究極の浸食を絡めてリソース勝ちを狙う(リソースプラン)
4.盤面を並べてセナリウスにより全体除去をかけてバーストダメージを狙う(バーストプラン)

と対戦相手に合わせてプランを変えることができます。


採用カードについて

この構築では一般的な性悪ドルイドのリストでは見かけないカードを採用しておりますので、その部分を中心に解説します。

 

・クリプトロード不採用の理由

最近のリストだとクリプトロードを採用した構築が増えてきました。(2018/4/25現在)

しかし、このリストでは不採用です。

理由としては3ターン目の動きとしてスプライトを出したいのは当然ですが、スプライトを引けていない場合、もしくは相手の動きが早く挑発を立てたい場合、そのどちらのパターンでもタールクリーパーのほうがトレード能力が高く瞬間的な盤面の形成力に勝るからです。

対コントロールなどにおいてはクリプトロードのほうが、その効果も相まって優秀ですが、このデッキは奇数ローグや奇数ハンター、奇数パラなどの純アグロにも強く戦えるというコンセプトで作成しましたので不採用となっております。

しかし、最近では偶数パラなどのミッドレンジ気味なデッキも増えてきており奇数パラ、奇数ハンターは数を大きく減らしているようなので環境によってはタールクリーパーと入れ替えてもいいかもしれません。

・俊足な使者の採用理由

このカードも最近のリストだと採用されなくなっているようですね。

最近のリストだと、このカードの枠に大鎌のドルイドが採用されているようです。

ですが、このカードもかなり優秀なトレード能力を持ったカードとなっています。

スタッツを見てみると4/2/6強襲とヘルスは高いが中・大型ミニオンなどに対するトレード能力は低いように見えます。

しかし、このカードは自分のターン終了時にスタッツが入れ替わるため4/6/2強襲としても活用できるのです。

この効果により、相手のデッキや動きに合わせて1:1トレードを行ったり、小型ミニオンとトレードし盤面を形成したり、と相手に応じた柔軟な動きを可能にしてくれます。

自分がレジェンドに到達できたのも、このカードの活躍によるところが大きかったので今後も使用していきたいお気に入りのカードとなってます。

・ウィッチウッドのグリズリーの採用理由

この枠はコバルト・スケイルベインを採用するのが一般的なようですね。

しかし、このカードも相手や状況によっては1枚で決着がつけられるほどに強いカードです。

まず5/3/12挑発という性能を持っています。

が、デメリット効果として雄叫びで相手の手札の枚数分ヘルスが落ちてしまいます。

しかし、この雄叫びで下がったヘルスは沈黙をかけると元に戻ってしまうため、有利トレードや盤面を形成するためにこのミニオンを沈黙させることは相手としても躊躇わなければならない挑発ミニオンなのです。

また、アグロデッキは基本的に手札のカードをどんどん吐き出していってくれますので対アグロとしての性能は他のどの挑発ミニオンよりも優秀なカードです。

・セナリウスの採用理由

このカードが最近のリストと見比べると特に目を引くカードではないでしょうか?

他のリストでは8マナのリッチキングが採用されています。

このリストでセナリウスを採用した理由としては味方全体に+2/2のバフをかけることで不意のバーストダメージを出せることや、そうでなくとも自分の盤面をより強固なものにできるからです。

このデッキは挑発ミニオンや場持ちのいいカードを多く採用しており、究極の浸食による手札補充・再展開も可能となっているためこのカードの効果を有効に活用する機会は多くあります。

また2/2の挑発を2体召喚するという、このカード1枚で相手の全体除去への回答となる効果も持っています。メイジのメテオは許さない

勿論、リッチキングもとても優秀なミニオンですが、得られるカードが運次第という理由や単体除去や沈黙が多い環境だという理由からこのリストではセナリウスを採用しています。

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